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臨床工学のBLOG記事一覧

2024/07/11

【臨床工学科2年】血液浄化実技授業(穿刺編)

透析療法では一般的に週3回、1回4~5時間かけて治療を行います。
血液を体外に取り出したり、戻したりするところをバスキュラアクセスと言い、臨床工学技士の業務の一つに穿刺業務があります。
シュミレーションモデルを使用し、患者さんの血管に針を刺す練習を行いました。
みんな緊張しながら真剣に練習していました。
wrote:臨床工学科教員

2024/07/11

【臨床工学科2年】血液浄化実技授業(プライミング編)

透析療法とは腎臓に代わりに血液をきれいにする拡散と限外ろ過の原理を用いる治療法です。
治療の際に使用する人工腎臓(ダイアライザー)と
回路の組み立てとプライミング(生理食塩液や透析液を使用しダイアライザーと血液回路内の微細な塵、膜の保護剤などを洗浄して回路内をで充填し空気を除去します)の実技試験が控えているのでみんな頑張って練習してます。
wrote:臨床工学科教員

 

2024/07/05

【臨床工学科3年】群馬県臨床工学技士会学術大会に参加しました!

臨床工学科3年生が高崎市のGメッセ群馬で開催された第22回一般社団法人群馬県臨床工学技士会学術大会に参加してきました。

臨床工学技士会は全国の各都道府県に設立されている職能団体です。
臨床工学技士という職種が社会に貢献できることを目的として活動をしています。
学術大会は臨床工学技士が日々の業務での取り組みや研究したことを発表する場、いわゆる“学会”です。

 

会場には多くの医療機器メーカーがブースを展開し最新機器を展示していました。
授業で学んだ治療機器や診断機器を実際に見て、触れて、
直接メーカーいち推しの最新機種や最新機能の説明を聞くことができました。

最新の輸液ポンプには様々な安全機構が搭載されています。

心臓の働きを圧力で補助する大動脈内バルーンパンピング装置です。
医療機器は日々進歩しているので、新しい情報で知識をアップデートしていくことは臨床工学技士にとって重要な仕事のひとつです。

医療機器の原理や構造は難しいですが、その道のプロフェッショナルのメーカーさんが最新機能をわかりやすく説明してくれました。

また、現場で活躍する臨床工学技士の皆さんが指導してくれるミニセミナーも開催しています。
勉強熱心な学生がたくさん受講してきました。

いままでは、主に医師と臨床検査技師しか使用することが出来なかった超音波画像診断層装置、
いわゆるエコー装置も血液透析患者様の診療においては臨床工学技士も使用が認められました。

今後は動脈や静脈の走行や血管径、表皮からの深さなど様々な情報を計測して、
透析患者様の血管に針を刺す“エコー下穿刺”の技術が必要となります。

会場にはたくさんの太田医療技術専門学校 臨床工学科の卒業生も参加しており、堂々と演題発表している成長した姿も見ることが出来ました。

3年生のみんなは実際に臨床工学技士の活動を間近で見て、将来の自分の姿がイメージ出来たのではないでしょうか。
今回の学会参加の経験を活かし、臨床実習、就職活動、国家試験を全員でクリアできるように残りの学生生活を精一杯がんばってください!
wrote:臨床工学科 教員

2024/05/29

【臨床工学科2年】血液浄化実技の授業で透析装置の実習を行いました


wrote:臨床工学科教員

 

2年生が血液浄化実技の授業で透析装置の実習を行いました。
多職種理解を深める取り組みとして看護学科の学生も見学に来てくれました。

今回は日機装社製の透析装置のカスケードポンプと複式ポンプの原理と理解です。

複式ポンプは同じ容量の部屋が2つ(=複式)あり、それぞれ交互に作動し新鮮透析液と使用済み透析液を廃液させます。


慎重にパーツを分解していきます。

実際に分解組み立てを行うことにより機械の構造・原理を学びます。

最後は元に戻して完成です。

学校に入るまでドライバーやラチェットなど工具を使用したことがない学生も機械好きの男子と協力し合い真剣に取り組んでいました。

2024/05/13

【臨床工学科 全学年】学科交流イベントを開催しました!

4/27(土)新型コロナウィルスの影響で開催出来ていなかった学科交流イベントを開催しました!
チーム対抗ボーリング大会です!

臨床工学科に在籍する学生・教員で交流を深めました!
入学間もない1年生、先輩となった2年生、国家試験を控える3年生、そして教員。

楽しく交流ができました!

 

これからこの皆で1年間一緒に頑張りましょう!
wrote:臨床工学科教員

2023/11/14

【臨床工学科3年】実践型実技実習を行いました!

先日、福島県にある「ふくしま医療機器開発支援センター」にて、臨床工学科3年生が実践型実技実習を行いました。
関東の臨床工学技士を養成する学校では初めてこの実習を行う、とても貴重な経験なのです!

実習の主旨としては
臨床実習で行えない人工心肺操作や心筋保護液注入操作を実際に行うことにより、学生自身の経験値の蓄積及び生体に対しての倫理観を得る。また、基本的な手術室内での他職種業務を経験することにより、今後の医療技術や臨床工学技士の携わる業務変化にいち早く対応でき、個人の質及び医療の質向上に期待できる。
としています。

まず実習の準備から始めます。
何もない手術室へ、医療機器などを準備していきます。

実習開始です。

実習当日、学生たちは緊張感を持って研修に取り組んでいました。
自身が出来ることを最大限に行っており、普段静かな学生も声を出し、情報の共有をしていました。また積極的に手技に取り組んでいて1日を通して学生の成長を感じ取ることができました。

参加した学生からは、
「人工心肺や内視鏡カメラ操作など、現場に出ないと生体に直接できない体験が多くできてよかった。 また、現場に出ても医師免許がないと出来ないような、実際に動いてる臓器に触れたりできたことも良い経験となりました。」

「解剖 看護師、麻酔科など学生だけで他職種も補う事でその職種についての知識が深まった。 実習だけでは見きれなかった術野を詳しく見ることが出来た。」

「実際に生体に対して研修することで、現場の緊張感や逼迫感を感じることができた。」
などの感想が上がりました。

2023/10/27

【臨床工学科2年】大手医療機器メーカーの特別授業を受講しました!

先日、太田医療技術専門学校 臨床工学科2年生が
大手の国内総合医療機器メーカーによる「医療機器取扱講習」を受講しました!

学生たちが普段実習で取り扱っている機器と最新モデルはどんな風に違っているかなど
分かりやすく説明していただき、今後の実習などにも活かせる貴重な経験となりました。

2023/07/31

【臨床工学科1年】病院見学を行いました!

臨床工学科1年生が太田市内の総合病院の見学を行いました。

 

初めての病院見学でしたが、病院内の各施設・設備だけでなく、
他の医療従事者の仕事内容や臨床工学技士との関わりなども案内していただきました。

立派な臨床工学技士になれるよう、今回学んだことを活かして欲しいなと感じました。

2023/06/21

【臨床工学科3年】卒業生による特別講座!

これから臨床実習や就職活動を迎える3年生に向けて、8期生の卒業生による特別授業が行われました。
テーマは「病院とクリニックの違いについて」。

病院でもクリニックでも現場経験のある、現役臨床工学技士からの話。

規模の違い、医療機器の違い、人材の違い、診療科の違い、やるべき仕事内容の違いなどなど
イメージのしやすい具体的な話が盛りだくさんでした。

聴講した3年生からは、実習生としての注意点や就職活動についてなど、
現役臨床工学技士に聞いてみたい質問があり、卒業生でという視点も込めた分かりやすい説明をしていただきました。

教員からの説明とはまた違った視点で、リアルな話を聞くことができたという経験は
これからの活動に大きく役立つことだと感じました。

2022/12/14

【臨床工学科】大手医療機器メーカーとの連携授業を受講しました!

先日、太田医療技術専門学校の臨床工学科2年生が、国内総合医療機器メーカーによる「医療機器取扱い講習会」を受講しました。

皆さんも一度は耳にしたことがある超有名企業、国内でもトップシェアを誇る医療機器メーカーとの連携授業を行っているのは、関東では太田医療のみのとても貴重な講習会なんです。

まずは、企業の全体的な説明をお聞きし、

最新の輸液・シリンジポンプと血液浄化装置を使って操作方法を学びました。

 

授業では血液透析装置の基本的な準備方法を学びますが、現在の最新機種では準備を正確に進められるような、便利な機能が携わっているとのこと。

高性能な最新機種の優秀さには、本当に驚きです!

血液浄化の知識と技術は臨床工学技士にとって必要不可欠です。

これから取り組む臨床実習でも活かせる、とても貴重な経験をさせていただきました。

 

臨床工学技士になるために学ぶ教科はとても難しいのですが、太田医療では、実際に医療機器の最新に触れて理解を深め、臨床工学技士になるために着実に目標に向かって学んでいます。