2013/12/24
全国学生救急救命技術選手権に出場しました!
今月の12日(日)に千葉県フクダ電子アリーナで全国学生救急救命技術選手権が開催され、
太田医療技術専門学校の救急救命学科が出場しました!
全国35校の全国救急救命士教育施設協議会加盟校のうち、26校が出場した大会。
救急救命士を目指す選抜代表チームが、限りなく救急現場を再現するメディカルラリー形式の競技会で、
知識・技術・体力・判断力・コミュニケーションスキルを総合的に評価され、日本一を競い合います。
1、3年生は学年行事として全員で、2年生は試験日程の関係で希望者のみ参加しました。
この選手権の他に、「蘇生率の向上を目指す」目的で市民の皆様向けの大規模な1次救命処置(BLS)講習も
実施され、本校からも2、3年生から10名のインストラクターが市民の皆様へ指導を行いました。
BLS講習に参加した学生たちも、人に教えることの難しさや大切さを肌で感じたようです。
大きな緊張の中、ミスもあり、総合では少し納得のいかない結果となってしまいましたが、1つのステージでは4位となり
入賞まであと一歩という結果でした。
しかし、出場した3年生の選手達からは「貴重な素晴らしい経験ができた」「今後、消防官/救急救命士として働くにあたって
大切なものを知ることができた」「自分たちに足りない知識・技術を知り、今後に必ず活かす」などの感想が
あがりました。
1、2年生は本校だけでなく、他校の手技を見ることができ、大きな刺激を受けたようです。
「自分も選手として出場したい」「自分たちはもっと良い成績を残す」という思いを抱いたようで、
今後の授業への取り組みに期待したいと思います!
参加した学生のみなさん、お疲れさまでした☆
2013/11/07
特別講演会&実習発表会!
先月末、太田医療技術専門学校の救急救命学科の全学生を対象に特別講演会が開かれました!
「東日本大震災における緊急消防援助隊渋川派遣隊活動概要およびその後の被災地」という内容で、
渋川広域消防本部の消防長でいらっしゃる楯様をはじめ、大渕様、福田様にお話をしていただきました!
大震災から2年半が経過し、マスコミでも取り上げられることの少なくなった昨今、学生たちの震災に対する思いも薄らいで
います。群馬県内では緊急消防援助隊が結成され、渋川広域消防本部からも派遣されました。
当時、被災地ではどのような活動がされていたのか、どのような気持ちで活動していたのか、実際に活動した方から
お話を聴くことによって、”現実”を知ってほしいという先生方の願いから、この講演会が実現しました。
被災地での活動報告はDVDを鑑賞しながら説明をしていただきました。
また、学生からの質問にも、消防長様、大渕様、福田様に丁寧にお答えいただきました。
さらに今回、渋川広域消防本部に勤めている本校7期卒業生の佐俣消防士にも講話をしていただきました!
佐俣消防士は昨年実施された消防職員意見発表会で群馬県優秀賞を受賞!!
そのときの発表をしていただきました!
学生たちからはこんな感想がありました! ↓
・「絶対に救急救命士になってください!」という消防長様の言葉が強く心に響いた。
・救急救命士の消防の仕事の厳しさとやりがいを、改めて知ることができた。
・学校の先輩が活躍しているのを知って、憧れを感じた。自分もぜひ続きたいと思った。
・東日本大震災で消防官がどんな活動をしていたのかを初めて知った。「一刻も早く」と被災地に向かう
群馬県内消防の緊急援助隊の車両の列の写真や、勇敢な消防官の活動内容を伺い、とても感動した。
・また災害が起こる可能性がある。その日が来たら、緊急援助隊としてぜひ活動したいと強く思った。
まだまだたくさんの感想が学生からあがっていました。
将来の目標を明確にでき、今以上に学習へのモチベーションが上がるのではないかと思います!
渋川広域消防本部の皆様、このような機会を設けていただき、ありがとうございました。
長くなってしまいましたが、もう一つご紹介!
先日、救急救命学科の2年生が9月に行われた救急用自動車同乗実習の成果発表会を実施しました!
1人平均、約18件の救急用自動車への同乗をさせていただきました。個々の学びをクラスで共有することを目的として、
1人5分の持ち時間で発表を行いました。
質疑応答も活発に行われ、実りある発表会となりました!
この調子で、次の病院実習も頑張ってくださいね!!
2013/09/02
宿泊研修を実施しました!
先日お伝えした臨床工学科のME合宿に続き、先週末、太田医療技術専門学校の救急救命学科2年生も
宿泊研修を実施しましたのでご紹介します☆
場所は同じく作原野外活動施設。
この宿泊研修は救急救命学科2年時に実施する救急用自動車同乗実習前の恒例行事です!!
今年もモチベーションを高め、クラスの団結力を一層強いものにするために1泊2日で実施しました。
夕食はカレーライス、ハヤシライス、サラダ!
夕食係の腕が良かったようで、かなりおいしく出来上がり、大満足の夕ご飯でした♪
夜はキャンプファイヤーにキャンドルサービス。
神聖な火を見つめながら、実習に向け一人ひとりが大きな声で宣誓をしました!
そして花火!!
その後は、教員作成の、これまでの1年半を振り返る激励ムービーを上映!
決意を新たにしました。
“同じ釜の飯”を食べ、いろいろと語らい、クラスの絆は確実に強いものになりました!!
いよいよ実習が始まります。
初めての現場、救急車への同乗は緊張の連続のはずです。
しかし、実習先で多くのことを学んできてくれることでしょう!
一回り、二回りも成長して学校に戻ってくることを期待しています!!
頑張れ!! EMT2年生!!
次回は授業の様子もお伝えできればと思います!
2013/07/25
災害医療への取り組み
太田医療技術専門学校の救急救命学科では、「災害医療に強い救急救命士」の育成に取り組んでいます!
1年次に「災害医療」を学び、その演習として[ムラージュ](傷などを模した特殊メイク)や
[DIG](災害図上訓練、ハザードマップ作り)も行っています!
また、毎年実施する全学年合同の「模擬災害訓練」では、1、2年生が被災者役、3年生が消防官役となり、
大規模な災害が発生したという状況下での訓練を行っています!!
被災地・石巻市と南三陸町で、これまで計6回のボランティア活動を行い、延べ約150人の学生が参加しました。
被災地の現状を知り、微力ではありますが被災地の復興に携わることができました。
その他、消防本部や病院との「合同模擬災害訓練」への参加も積極的に行っています!
そんな救急救命学科ですが、今週7/27(土)に実施されるサマースペシャルデーでは、模擬災害訓練を
見学していただきます!
救急救命士を目指すみなさん、ぜひ臨場感溢れる訓練をご覧ください!!
教職員、学生一同、お待ちしておりますm(_ _)m
2013/07/02
被災地支援ボランティアに参加してきました!
先週末、太田医療技術専門学校の歯科衛生学科と救急救命学科の学生で、宮城県南三陸町へ
ボランティアに行ってきました。
震災後から実施している太田医療技術専門学校でのボランティア活動。
ボランティアに参加するにあたり、太田医療技術専門学校ではまず、学生たちから支援物資を集めました!
歯ブラシや夏用品(虫除けスプレーなど)に加えて、大量の花火!
なぜ花火…??それは後ほど。
こんなにたくさん集まりました!
今回はこのボランティアを1日コーディネートしてくださった香さんのお力をお借りして、様々な体験をさせていただきました。
香さんとの出会いは1年前。昨年実施した被災地ボランティアの際、防災庁舎の前で声をかけさせていただき、
このようなご縁をいただきました。
香さん、ありがとうございます♪
まずは南三陸消防署の方々からお話を伺うことができました。
当時の活動の過酷さや、状況の悲惨さ、さらに職業への思いなどをお話しいただき、救急救命士を目指す学生たちも
真剣に耳を傾けていました。
そして、南三陸町の施設、つつじ苑へ。こちらでは利用者の方とお話をさせていただいたり、口腔ケアなどもさせて
いただきました。
その後、海での清掃ボランティアへ!
地元の中高生が中心となり始まったボランティアで、今年の3/11から清掃活動を始め、ついに、7/20に海開きを
することになったそうです!今回は地元の方々が、地元の海で泳いだり楽しめるように、
砂の中に埋まっている瓦やガラスの破片などを取り除くお手伝いをさせていただきました。
ここで最初にお話をした支援物資「花火」の登場です!7/20の海開きに使っていただけるよう、他の支援物資と共に
地元の方へ手渡しさせていただきました!
これからもこのつながりを大切に、支援を続けていきたいと思います。
南三陸町のみなさま、ありがとうございましたm(_ _)m