11月13日（月）、本校にて「スズキ技術講習会」を開催しました！軽自動車をメインに車両を販売しているスズキ自動車様の紹介、技術とメカニックの業務体験と共に、社会人として必要な考え方をゲーム感覚で学びます。

当日は(株)スズキ自販群馬様、(株)スズキ自販埼玉様、(株)スズキ自販栃木様、スズキ(株)様の方にお越しいただき、全体での挨拶から講習がスタートしました。

座学では、スズキの販売会社様について説明をしていただきました。メーカーとディーラーの違いや、販売している車両について説明していただきました。

それが終わったらグループワーク体験です！内容は「席順を考える」です。各グループを作った後、グループのメンバーごとに情報カードが配布されます。そのカードに書かれた内容を言葉で交換し合い、座席表に名前を記入し、誰がどこに座るかをまとめます。

カードに書かれた情報は全て違った内容で、全員が情報を交換しないと完成することはできません。また、席順に関係のない情報も混ざっています。必要か不必要か自分で判断し、情報を交換し合うことで、グループ全体で一つの目標に向けて行動します。

実習では、故障診断を体験しました。今回の症状は「エアコンが効かない」です。ただ、その症状の内容は「送風がない」や「空気が冷えない」などいろいろな捉え方ができます。絞り込むために、お客様との問診内容を確認します。

症状の詳細は、「送風はあるが空気が冷えない、ただし走行時は冷えるようになる」といったものでした。そこから、エアコンガスの冷却に必要な「コンデンサ」という部品に焦点を当て、故障箇所を絞り込みます。ディーラーのメカニックの方から、丁寧に教えていただきました。

今回講習で行った考え方は、メカニックのみでなく社会人として非常に大切なものです。講習で学んだことを少しずつ意識し、就職した時に活躍してほしいですね！

今回の講習は(株)スズキ自販群馬様、(株)スズキ自販埼玉様、(株)スズキ自販栃木様、スズキ(株)様のご協力の元、開催することができました。ありがとうございました。