自動車車体整備学科にて、例年実施している車両のオールペン実習を今年度も展開しました！今回紹介するのは、導入してあるチューニング車両の中でも特に人気のある、マツダ・RX-7（FD）と日産・スカイライン（ER34）の作業です！

使用したのはこの2台です。この状態でも十分カッコイイのですが、ここからさらに変化を遂げます！

表面に細かい凹みや傷が多数目立ちます…これらを全て修復した上でオールペンをしていきます。

グループごとに役割分担、作業工程を決め、手順を確認したら作業開始です！

車両のダメージを全て確認した後、パテなどの作業を通して少しずつ修復します。

完了したら、塗装開始です！

各ボディパネルに、鮮やかな色がついていきます。スカイラインはホイールも塗装します。その後に組み立てて、全ての工程が終了します。

取り付け位置に注意しながら組み立てていきます。車両のシルエットが見えてきました。完成まで、あともう一息です。

そして…

ついに完成しました！とてもカッコイイ仕上がりになったのではないでしょうか！！

今回塗装に使った色は、スカイラインはR34GT-Rの純正色である「ベイサイドブルー」、FDは初期に純正で設定されていた「コンペティションイエローマイカ」です！スカイラインのホイールはゴールドで塗装しました。

オールペン実習では、作業を通し、板金塗装に必要な知識や技術を成長させると同時に、グループによる作業を通してチームワークやコミュニケーション能力など、社会での作業に必要な能力の取得を目的としています。

この学科に在籍している学生は、間もなく内定している企業様に入社し、社会人としてデビューします。今回の作業で学んだこと、感じたことを大切にして、社会でも大いに活躍して欲しいと思います。

今月下旬には自動車車体整備士の国家試験が行われます。全員満点合格を目指し、頑張っていきましょう！