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☆HINOダカール・ラリーイベントを実施しました!☆
「世界一過酷なモータースポーツ競技」として有名であるダカール・ラリーについてのイベントを10月19日(水)に実施しました!本校では一昨年以来、2年ぶりの開催となります。
今回お越しいただいたのは、1991年に参戦してから31回連続完走を果たし、多大な活躍をされている「日野チームスガワラ」の方々、そして群馬、栃木、茨城、長野、新潟、南関東の6つのエリアの日野自動車ディーラーのご担当者様になります。
一緒に登場したのは、2018年にダカール・ラリーにてクラス優勝を果たしたラリーカーです。見上げるような車体に巨大なタイヤはものすごい迫力です!
最初は「日野チームスガワラ」から、ドライバー兼チーム代表の菅原照仁選手、高野雄生メカニック、渡邊啓介メカニックにご登壇いただき、ラリーについて話していただくトークショーから始まりました。
ダカール・ラリーとは何か、から始まり、参戦車両についてやメカニックの一日など、ラリー参戦における秘話をお話ししていただきました。また、メカニックのお二方からはレーシングメカニックに選出された経緯を通して、メカニックになるには何が必要か、についてもお話ししていただきました。
その後は事前にアンケートにて学生から募集した質問に対しての応答の時間です。ラリー自体についてや車両について、メカニックにとって大事なことなど、学生が疑問に思ったことに対し、時間が許す限り回答していただきました。
トークショーの後は、群馬日野自動車株式会社様への入社が決まっている学生4名の内定式が行われました。菅原さんから直接言葉をいただき、学生も社会人になるという自覚がさらに強くなったものかと思います。あと半年もたたずに社会人としてデビューします。社会人として、今後の整備業界を支えていってほしいと思います。
イベントも後半に入り、車載のエア・ジャッキのデモンストレーションです。ラリー中でのトラブルでは車両を上げないと直せない故障もあります。急な修理ができるよう、圧縮空気で車両を上げる一連の流れを見せていただきました。
最後に、競技車両の見学の時間です。傍から見ただけではわからない、下回りや車両の中等、隅々まで見せていただきました。運転席に乗車もさせていただき、とても楽しい時間を過ごしました。
世界で活躍されている方々から直接お話をいただける機会は滅多にありません。その方々が思っていること、体験したことを聞いて、数々の魅力を感じたものかと思います。内定が決まっている学生は、このイベントを通して社会人になる意識が強く根付いたことでしょう。
今回のイベントは「日野チームスガワラ」の皆様、そして群馬日野自動車株式会社様、栃木日野自動車株式会社様、茨城日野自動車株式会社様、長野日野自動車株式会社様のご協力の元、実施することができました。本当にありがとうございました。
「日野チームスガワラ」の今後の活躍を、心よりお祈り申し上げます。