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☆タイヤの空気充填作業に係わる特別教育を実施しました☆

イベント情報

9月26日、日本ミシュランタイヤ株式会社様によるタイヤの基礎知識及びタイヤ空気充てん作業特別教育を実施しました。参加した学生は、一級自動車整備学科の3、4年生になります。

タイヤに空気を入れる作業は整備士ではなくても一般的に行われており、身近な作業という認識が広まっていますが、一歩間違えると大事故の原因となります。安全に作業するためのタイヤに関する知識を、座学や実践を通して身に付けます。

午前はタイヤについての基本的な構造や点検方法、良否の判断基準などの基礎知識や、タイヤに係わる法令、条例などを座学にて学びます。

年代が移るにつれてタイヤに求められる性能は少しずつ変わってきており、環境の変化に伴い法令、条例も変化しています。それに伴い、材料から変化してきたタイヤの構造や歴史、将来的な展望などについて細かく説明を受けました。

午後は実習をメインにしての実施となります。

タイヤの組み換え作業、それに伴う空気充てん作業における注意事項を、実習を通して体験します。作業中だけでなく、作業後の走行時にも空気が抜けたり、破裂することのないよう、確認しながら作業を行います。

上の画像で学生が使用しているものは飛散防止カゴと言います。空気充てん中にタイヤが跳ねたり、破裂する恐れがあるので、この中で空気充てんを行うことで事故を防ぎます。全ての作業が安全に行えるよう、万全の状態にて実習を行います。

全ての講習が終了し、最後に終了証を受け取りました。

ユーザーのニーズを受け、タイヤはこれからも変化し続けるかと思います。学生にはタイヤの交換作業に対する安全性にさらに意識を向け、これからの整備の世界を担ってほしいと思いました。

今回の講習は日本ミシュランタイヤ株式会社様のご協力の元、実施することができました。ありがとうございました。