７月２７日に特別教室の一つとして、低圧電気取扱業務特別教室を実施しました！各メーカーで取り扱っているHV車やEV車など、モーターを動力源としている車両の整備に必要な技能を習得します。

まずは座学から、電気の基礎やハイブリッドシステムについてだけでなく、高圧の電気に関わる事故が起きないよう、取扱い方もしっかりと学びます。

その後は実習場に場所を移して、メインバッテリーの遮断、接続の役割を持つ、サービスプラグの脱着を行いました。HV車やEV車を整備する際、取り外してメインバッテリーを遮断します。

いざ、実践！実車を使用して、各自サービスプラグの脱着を行いました。どの様に取り付けてあるか確認をして、安全に取り外しができたか、しっかりと取り付けられたか、確実に作業をしていきました。

いよいよ修了試験です。今回学んだことを答案用紙に書き込み、今回の授業を修了できるよう、最後の山場を乗り越えます。

受講者全員が修了することができました！この授業で学んだことを活かし、社会人で実務に就いた時にHVやEVの危険を把握し、安全に整備ができるよう、成長していってほしいと思います。

 

続いて７月３０日には資格取得の講習の1つである、アーク溶接特別教育を実施しました。ガス溶接と共に、溶接作業を行う際に必要になる資格の1つです。３日間、資格取得に向けて学んでいきます。

アーク溶接特別教育は毎年行っておりますが、今年もわたらせ技能講習センター様のご協力のもと、実施することができました。

最初はアーク溶接について、座学で知識を身に付けます。作業ではちょっとしたことが事故につながるので、安全に溶接を行うために最低限必要な知識を学びます。

座学を終えたら作業着に着替えます！実際に溶接を行い、技術を体に覚えこませます。まだ体験したことのない作業に、学生たちも気合が入ります！

さっそくチャレンジ！溶接中は激しい光が発生するので、遮光板で目を覆いながら作業をします。講師にコツを教えてもらいながら、一人ひとり、集中して作業していました。

こちらも全員が修了することができました。このような講習は年に数回しか実施されないので、積極的に資格取得に向けて行動してほしいと思います。取得した資格は自分の強みになります。高い技術を身に付け、社会に進んでいってほしいです。

今回もわたらせ技能講習センター様には大変お世話になりました。